

秒進分歩のインフォメーションテクノロジーによって私たちの日常は大きく変わろうとしています。それは時間と場所という制約を外し、生活スタイルそのものにまで影響を与えるようになりました。ネット世界はすでにショッピングや情報を得るためだけの場所ではなく、コミュニケーションのためのインフラとして活用されています。それはブログやSNS、"Twitter" などのツールを使い不特定多数の人と対話し、意見を聞く。それらの盛り上がりからも分かるように、ネット世界は新しい公共とでもいうべきものを確実に築きつつあり、公共性を生み出すにつれて現実とネット世界はリアルと非リアルという対立概念ではなく、パラレルな現実として受容されているようです。
ネット世界の公共性は「ソーシャル」という概念と共に拡がりを見せます。「社会の」「社会的な」といった意味を持つこの言葉は、コンピュータの前に独り座る人をネットワークの先にいる大勢の人の輪に連れて行きます。ネット社会のソーシャル化は文字ベースのコミュニケーションから始まりましたが、絵画や音楽や動画といったこれまででは難しかった感覚的な共有に移行しています。肌でしか感じられない「なんか好き」という感覚の共有もソーシャル化によって可能となりました。
が、しかしコミュニケーションを活発化し、対話を促すネットのソーシャル化も万全ではありません。思い込み、勘違いなど対面ではないがゆえにおこる意見の齟齬は当然あります。もっともリアルな世界でもこのような対立は起こってしまうのですから、これはネット特有な問題ではなく、コミュニケーションに付きまとう問題といえます。これらの要素を前提としてどのように活用していくかを考えていく必要があるでしょう。
こうしたネット世界のソーシャル化の動きの中で、新しいコミュニケーションツールとして期待できるのが「USTREAM」ではないでしょうか。これは動画配信が出来るという機能だけをみれば、これまでのテレビや"YouTube"と変わりないかもしれません。しかし"Twitter" と連動することによって動画を通しながらリアルタイムで双方向のコミュニケーションが可能です。しかもそれは1対1に限らず不特定多数の対話に展開可能ということが大きな魅力に感じます。そして誰しもが簡単に動画配信出来ます。これは今まで必要な声を届けたかった人たちへアプローチすることによって、その言葉に公共性/社会性を持たせることも出来るということです。
これらの特性を活かして、まずは地元静岡の声をソーシャル化していこうと、この度「おしゃべりなプラットフォームプロジェクト」と題して「Shizuoka JAM Stream」を創設しました。
まずはこのプロジェクト自体に公共性/社会性をしっかり持たせることが必要です。クリエイティブマインドをベースに、ジャーナル的な視点でその時々のトピックを配信していきます。また静岡という地域を限定することによって、点として起こっている現象を面として可視化し関係性を作り出していくことも、このプロジェクトの役割と考えています。
始まったばかりの小さなプラットフォームですが、賑やかな声が溢れるように努めていきます。どうぞご期待ください。
そして皆様の参加をお待ちしています!
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柚木康裕(Yasuhiro Yunoki)
オルタナティブスペース・スノドカフェ主宰 デスク |
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北川剛大(Takehiro Kitagawa)
DYES PROJECT代表・クリエイター 広報・製作 |
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増田光裕(Mitsuhiro Masuda)
Web Designer 技術・デザイン |
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リッキー(Ricky)
RICKY'S STONE代表・役者 |
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小林太地(Taichi Kobayashi)
hito20実行委員会 副委員長 |